エアコンの省エネラベルが変わっています(APFに基づく)
2022年10月1日からエアコンの統一省エネラベルが変わっています。
今回の変更ポイントは、「APFに基づいた」評価点と★の数での表記となったところです。
以前は「省エネ基準達成率」という少し複雑な計算のもと算出された数値により評価されていました。
詳細は下記より
省エネ表示の「省エネ基準達成率」について
今回は評価基準を「省エネ基準達成率」から「APF」に変更しています。
※ APFについて
省エネ能力を表す「APF」の値からみるエアコンの比較
APFとは「通年エネルギー消費効率」のことです。
「Annual Performance Factor」の略で「通年エネルギー消費効率」を表します。
「通年エネルギー消費効率」とは、JIS C9612に基づいて、
ある一定の条件の元でエアコンを運転した時の
消費電力1キロワット当たりの冷房・暖房の能力を表わしたものです。
算出方法ですが
APF = 1年間で必要な冷暖房能力の総和 ÷ 期間消費電力
となっており、この値が大きいほど省エネ能力が高いエアコンということになります。
また、寒冷地使用のエアコンについては、新たに別途ラベルができました。
以前のラベルと表示が大きく変わる可能性がありますので購入する際には
新しくなっているラベル表記を確認しての購入がおすすめです。
経済産業省 資源エネルギー庁の資料はこちらです。
エアコンの省エネラベルが変わりました